軽貨物ドライバーの嫁から見た風景

軽貨物ドライバーの経費

軽貨物ドライバーの嫁、megumeguです。軽貨物ドライバーの経費って、バカになりませんよね。個人事業主の軽貨物ドライバー、経費っていったいどれぐらいになるのだろう?

少しでも経費を抑えて利益を上げたいところですよね?

旦那の話によると、「あまり数字で考えていたら、アホらしくなるから考えない」とのことです。

いやいや、少しでも利益を出すために、経費についてもっと真剣に考えるべきでは?と口を挟み、喧嘩になりました。

軽貨物ドライバーの経費って?

ガソリン代

ガソリン代は自腹です。少しでもガソリン代を安くあげるために、キャッシュレス決済にしたりカード払いにするなどの工夫が必要です。

ちりも積もれば山となる。少しの節約が大きな違いとなります。車による燃費の違いもありますが、燃費を向上させる様な運転をすることも大事だと思います。

車輛維持費

車輛を維持するためにかかる経費は、どうしても必要な経費です。冬場ならスタットレスタイヤに履き替える必要があったり、走行距離にもよりますが、1カ月に1度はオイル交換も必要になるでしょう。

なにかと車を維持するためのメンテナンスには経費がかかるものです。

また、次の車輛を購入するための資金も貯蓄していかなければなりません。走行距離が増えれば増えるほど、次の車輛を購入するまでの時間は短くなるので計画的に貯蓄をしておくことが大切です。

登録料

登録先の運送会社にもよりますが、売り上げの15%~20%を売り上げから差し引かれるのが軽貨物業界の常です。

結構辛いですよね、売り上げの15~20%って。しかし避けて通れないのが現実です。(ピンハネ業界ですから仕方ないです)

保険料(車両保険)

車両に関する保険だけでなく、体が資本の個人事業主は生命保険にも加入しておくことが望ましいと思います。

個人事業主は、走れなくなったらお金が入ってきません。転ばぬ先の杖。少額でも良いから何らかの保険に入っておいた方が家族も安心ですよ。

ただし、個人の保険料は経費に出来ませんので注意が必要です。個人事業主本人の生命保険は必要経費とはみなされません。もし青色申告をして家族専従者が居る場合も、家族従業員の生命保険は経費算入できません。

食費

軽貨物ドライバーが仕事中、がっつり外食するという話は聞いたことがありません。食事はもっぱらコンビニかSAのフードコーナーではないでしょうか。

この食費、あまり意識している軽貨物ドライバーは多くないと思いますが、食費は結構かさみます。眠気を解消するためのコーヒーやガム、フリスクなど、あまりに気軽に購入する癖がつくと、あとで生活修正するのが大変になります。

できるだけ食費をかけないようにしていただきたい。

コーヒーは自宅で作って持っていく、ガムやフリスクは量販店でまとめ買いしておくなどの工夫が必要。

接待交際費

仕事が欲しい!仕事を紹介して欲しい!そんな時に登場するのが接待交際費です。一緒に飲むことで仕事の話が回ってきやすくなりますし、食事を共にすることでお互いの考え方を理解することに繋がり、それが仕事につながることもよくあります。

これは売り上げを向上させるために必要な経費として割り切り、自分が勘定を持つことで「損して得取れ仕事取れ。」

領収証の宛名は「上」や空白ではなく、しっかり自分の屋号または個人名を記載してもらってくださいね。日付が抜けている領収証は、確定申告時に税務署に目をつけられやすいので注意が必要です。

おわりに

個人事業主の場合、自分の給与=経費とはみなされません。

売り上げ(収入)から経費を差し引いたものが、自分の儲けとなります。売り上げにより、どの程度の経費が適切なのかは計算してみないことには言えません。

あまりに利益が多いと支払うべき税金も増えるので、個人事業を開始した最初のうちに、色々と考える癖をつけておくべきです。

そうでないと、うちの旦那みたいに、「考えるのが面倒」という無駄タイプの軽貨物ドライバーになってしまいますよ!(愚痴)

==チャーターって?スポットって?違いをわかりやすく説明してみる