軽貨物ドライバーお役立ち情報

黒ナンバーの軽貨物ドライバーにとってストレスになる「確定申告」

脱サラして軽貨物ドライバーになった皆さん。確定申告でストレスを感じることはありませんか?

うちの旦那に、「軽貨物ドライバーになって何が一番大変?」と聞いたら、「仕事が大変なのは当たり前。それ以上に、確定申告が面倒で仕方ない!」と即答されました。

とうことで今日は、うちの旦那が行っている「確定申告のための準備」について書きたいと思います。何かヒントになれば幸いです。

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ほとんどの領収証・レシートは経費にできますよ!

個人事業主の確定申告

個人事業主は自分で所得の申告をしなければならない

会社勤めのサラリーマンなら、年末調整を会社が行ってくれますが、個人事業主になると自分で確定申告をしなければなりません。

売上や経費などの収支・控除額を、個人事業主本人が計算して申告する必要があります。所得税額を確定させるために個人事業主が行うのが「確定申告」です。

確定申告は、翌年の2月16日から3月15日までに、管轄する税務署に確定申告に関する書類を提出します。

青色申告か白色申告か

青色申告は、65万円(もしくは55万円または10万円)の控除を受けることができます。ただ、青色申告は、借方・貸方に分けて記帳する「複式簿記」が必要です。

簡易な帳簿で済ませるなら、10万円の控除ですね。

経理の知識が無いと青色申告は無理では?と、軽貨物ドライバーになったばかりの人からよく聞かれます。確かに、経理の知識が全くないと、複式簿記をするのは難しいかもしれません。でも、税務署で無料の講習会などもありますし、いまはフリーのソフトも優秀なものが出ているので、経理の知識が無くても大丈夫だと私は思います。(フリーのソフトは良しあしですが)

青色申告は、想像しているよりも難しいものではありません。無料の税理士相談会などもあるので、賢く利用して確定申告をしてみてはいかがでしょう。

確定申告のための準備

確定申告の方法については、割愛します。(利害関係が発生しそうだし、検索すればいくらでも出てくるので)

個人事業主のドライバーが確定申告するためには、日々の準備が大切ですよ!自分の決めたルールで準備さえしておけば大丈夫。

1.発生した費用は全て記録する

レシートは全て取っておく。日付順に保管していくのがベストです。レシートや領収証のない費用は、ノートに日付順に記録していくか、振替伝票や出金伝票に記入しておくと良いです。

とにかく、発生した費用はすべて記録しておくことが大切です。

ほとんどの領収証・レシートは経費計上できます!会議費は一人5,000円までで、人数と名前をレシートに記入しておきます。(税務調査が入った場合、レシートに内容を記載しておくのが一番望ましいと言われています)

2.収入についても記録する

売上が銀行振込される場合は別として、もし現金で支払いを受けた場合は領収証を発行しますよね?その領収証は複写で保管しておくか、コピーをして保管しておくことが大切です。

銀行振込の場合、その記帳事態が領収の証になるのですが、現金のやりとりは、そうはいきません。しっかり記録を残しておきましょう。

現金の項目は、結構しっかりチェックされます。

毎月の収支を把握しよう

個人事業主の場合、自分の給料が経費になりません。(専従者として家族を雇い入れるという形式にはできますが)

なので、月毎の収支だけは、ざっくりとでいいから把握しておきましょう。もし、利益が出すぎている月が続くようなら、税金対策が必要になります。

利益が10万円に満たない場合は、何も考えなくて大丈夫です。

とにかく、毎月の収支を把握し、売り上げを伸ばすことを考えましょう!税金対策は二の次です。

うちの旦那、最初はフリーのソフトを使って青色申告の準備をしていましたが、帳票の自動読み込み(通帳など)が上手くいかず、ストレスがたまるとのことで、使用するのをやめました。

旦那の周囲の軽貨物ドライバーのほとんどが、「無料の会計ソフト freee」を使っていますのでご参考まで。