軽貨物ドライバーになるには

軽自動車の黒ナンバー登録!脱サラして軽貨物ドライバーになる方法って?

黒ナンバー・軽貨物の運転、お疲れ様です!
旦那が軽貨物ドライバーのmegumeguです。

うちの旦那、45歳を過ぎてから、軽貨物ドライバーに転職したんです。
よく、「軽貨物は気楽に出来て良い副業にもなる」なんて話、聞きませんか?

地域や、その人のスキルにもよりますが、
軽貨物ドライバーという仕事は、そんなに簡単な職業ではありません!

しかしですね。うちの旦那みたいに、会社が倒産してしまって、嫌でも転職しないといけない。運転ぐらいしか俺には出来ね~っ!という人も、世の中にはたくさんいるわけですよ。

そんな人が、一度は憧れるといっても過言ではない、「軽貨物ドライバー」という職業。

脱サラして軽貨物ドライバーになる方法って?簡単?難しい?

答えは・・・

軽貨物ドライバーになる(個人事業主になる)のは、超簡単です!

稼ぐのは難しい、なるのは簡単軽貨物ドライバー。

それでは、軽自動車の黒ナンバー登録について書きたいと思います。

軽自動車の黒ナンバー登録

まず、次のチェックリストをご覧ください。

  1. 普通免許を持っている
  2. 銀行口座を持っている
  3. 印鑑(シャチハタ以外)を持っている
  4. 軽貨物自動車運送業に使用する車両(軽)を持っている
  5. 当該車両の車検証がある

上記がそろっていれば、軽貨物ドライバーとして独立する手続きに進むことが出来ます。

軽自動車の有無について、気になるところだと思います。しかしここでは、割愛します。

軽貨物自動車運送業を始めるために、既に車両は準備しているということで。

ちなみにうちの旦那は、スズキのエブリーをローンで買いました。

軽自動車の黒ナンバー登録は運輸支局へ

まず、個人で軽貨物自動車運送業(軽貨物)を始めるための許可を、「運輸支局」に提出します。

参考:貨物軽自動車運送事業(軽貨物)を新たに始めるには(大阪府内に営業所をおく場合)

届け出時に必要な書類

うちの場合は車輛を購入したお店に「ナンバープレートの手続き」を全て代行していただきました。

「それ、やってくれるなら買うよ。」という感じで。普通に車輛を購入するより納車が1週間ほど遅れましたが、言われるまま書類に記入・押印すればいいだけだったので、楽でした。

悪徳な運送会社などの言われるままに、市場より高い金額で車輛を買わされることのないように、気を付けてくださいね!

 

持参するもの

  • 印鑑
  • 車検証
  • 届出に必要な書類(上記参照)

手続きが完了すると、「事業用自動車連絡書」が発行されます。

連絡書の発行を受けたら、ご自分の本拠地(自宅・事務所があればそちらを営業所とする)を管轄する軽自動車検査協会で、手続きを行います。

ひと昔前までは、自分で手続きをするのは非常に手間がかかって、許可が下りるまでに時間もかかったらしい。

いまは、比較的簡単に自分で手続きできます。(書類に不備がなく、証明書がある前提です)

無事に事業用自動車連絡書が発行されたら、軽自動車検査協会の手続きへ進みます。

軽自動車検査協会での軽自動車黒ナンバー手続き

黄色ナンバーを黒ナンバーに変更する手続きを行います。

軽貨物自動車運送業で使用する車両は、すべてナンバープレートが黒色です。軽自動車検査協会での手続きが必要です。

持参するもの

  • 事業用自動車等連絡書
  • 車検証
  • ナンバープレート

必要な書類や手続きの詳細は、協会の支所に直接問い合わせるのが安心です。

二度手間にならないように。

参考:軽自動車検査協会(全国のお問い合わせ先一覧)

黒ナンバーで個人事業をしていくために開業届を出す

個人事業主になるには、最寄の税務署に「開業届」を出せばOKです。

個人事業主は法人と違い、何の制約もありません。個人事業主になるのは、簡単です。

個人事業の開業・廃業等届出書に記入して提出するだけ。税務署ではコピーをしてくれないので、自分の控え用としてもう1部作成するか、コピーをしたものを持参すれば受け付けてくれます。

もちろん、無料です!

『開業届の提出先』

納税地を所轄する税務署長(事務所・事業所を移転する場合で、その移転前の事務所・事業所の所在地を納税地としていたときには、その移転前の事務所・事業所の所在地を所轄する税務署長)

参考:[手続名]個人事業の開業届出・廃業届出等手続(国税庁)

さいごに

ここまで、軽貨物自動車運送業を始めるための手続きなどについて書いてきました。

登録に必要な書類は、インターネットでダウンロードして事前に書き込みすることができますし、記入例も掲載されています。

文字で読むと大変そうに感じるかもわかりませんが、とにかくやってみる!わからなければ、電話して聞けばいいんです。

重い腰を上げて、自分でやってみれば、超簡単!登録が終わって、晴れて軽貨物の個人事業主になった瞬間、「やってみてよかった~。簡単やん!」と思うはずです。(1日つぶれるけど)

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軽貨物自動車運送業をはじめるにあたり、ほとんどの人が「どこかの運送会社に登録して仕事を紹介してもらう」という事から始めると思います。

その際、注意するべきことがあります。

前述しましたが、「黒ナンバーで仕事をしていくには、車両を購入する必要がある。自分で手続きするのは非常に難しい」などと言い、市場価格をはるかに上回る金額で車両の買い取りを迫られる場面って、良くあることだそうです。

まあ、仕事を始めて横の繋がりが出来てくると、「ぼったくられたな。」と、わかるのですが、右も左もわからない初心者は、「この会社で車輛を買えば、仕事を紹介してもらえて安泰だ。」などと思うのも無理はないですよね。

あと、冷凍車や幌車などの購入を迫られた場合にも、しっかり検討したほうが良いです。冷凍車や幌車を買った人には、優先的に良い案件を渡します、なんて言われても、良く考えてからにしてくださいね。

実際は、そんなに甘くありませんので、注意!

ちなみに、うちも冷凍車を薦められましたが、冷凍車は普通軽自動車の倍の取得費用がかかりますし、さすがに最初からそれは無理・・・ということで、無難にスズキのeveryにしました。

==チャーターって?スポットって?違いをわかりやすく説明してみる